NVMe非対応なPCにNVMe SSD (960EVO)を取り付けて高速化を図ったお話。

こんにちは。七宮さん(@Shichinomiya_s)です。

 

今回の記事は、『NVMe非対応なPCにNVMe SSD (960EVO)を取り付けてさらなる高速化を図ったお話』です。

 

私のメイン機君ですが、SATA接続のSamsung PM851 M.2 SSD取り付けていました。

登場してから4年が経過していますが、年数や書き込み量の総量も全く問題なく、快適に利用していたのですが、大容量のファイルを扱う事が多く、書き込み速度(365MB/s)に少し不満が出ていました。

また、Windows 10をインストールしていたり、Adobe系のソフト類などの容量を多く利用するソフトもPM851の中に入っていたので、SSDの空き容量自体としては非常に少なくて心細いという点もありました。

 

という事で、新たにSSDを追加してそちらをメインで使えばPM851をサブのSSDとしてデータ保存用に利用出来るのではないかと思い、導入を検討しました。

((PCが壊れても次期PCに使い回しもできるし…))

 

買ったもの

 

・Samsung 960EVO 500GB

 

Amazonプライムセールで15,907円で購入できました。970EVOが登場し、型落ちとなったので安くなったのでしょうか?

どちらにせよ、通常価格だと安くても19,000円は確実に超えるので、控えめに言って超お買い得で購入できました。

プライムセールの次の日のは割引されている在庫がなくなっていたので、健康人気があったのかなと思いました。

 

着弾

梱包が酷すぎです…. 仮にHDDだったら即返品してますよこれ…..

※最近に気がついたのですが、お急ぎ便で頼むとこのような雑梱包で送られる確率が高いっぽいです。HDDなどの超超超精密機器を購入する場合はプライム会員でも、通常配送を選択することをお勧めします。

 

一応、外箱にダメージなどはありませんでした。

流石、Samsung。4年連続SSDのシェア1位だそうです。

 

取り付けからインストール

まず、シールを綺麗に剥がして、ヒートシンクを取り付けます。(多分この時点で保証は無効)

綺麗に剥がす方法の一例としては、クリップを上手に使って、真ん中から外していく方法です。

端から剥がすと、不正流用防止の切り込み(スーパーの割引シールと同じ)で綺麗に破けるようになっていますので気をつけてください。

↑不正流用防止の切り込みです。

 

剥がしたシールはPM851のシールと一緒に保管することにしました。

 

そして、私が以前に購入した『冗談にSATA接続、下段にPCIe接続のM.2 SSDの二枚が搭載できるPCIeアダプターカード』を購入していたので、そちらの下段に取り付けて、PCIe x4 (Gen3)に挿し込みました。

 

当然ですが、私のSandy Bridgeファミリー(Sandy Bridge-EP)のオンボロPCはPCIeからのNVMe SSDのブートはサポートしていません。

((PCIeに取り付けたSASカードからのブートは可能だったので、ワンチャンブート出来るのではと思いましたがダメでした))

ですので、少しだけ一工夫が必要です。

その方法とは、(Hack○ntoshで御用達の)『Clover EFI bootloader』をブートローダーとして利用する方法です。

 

ざっと説明すると

通常

BIOS→USB/HDD/SSD/LANを探してブートする→Windows Boot Managerが起動する→Windows 10が起動

 

今回の方法

BIOS→USB/HDD/SSD/LANを探してブートする→Clover EFI bootloaderが起動→Clover EFI bootloaderがブートできるMVNe接続のSSDを探してブートさせる→Windows 10が起動

といった感じです。

 

この方法に関しては、下記のサイトで詳しく記載されているのでリンクを貼っておきます。

この方法を記載していただいた愛莉様にこの場にて御礼申し上げます。

NVME非対応マザー(?)で改造無しにブートしようとした顛末

 

((実はGRUBで試したのですが、上手くいかなかったので、途方に暮れて探していたらこの記事にたどり着きました。Cloverの存在を忘れていましたw))

 

これで無事にWindows 10が導入できました。

 

960EVOを利用しての感想

大容量のファイルのコピーや数KBの細々したデーターのコピーが非常に早くなり、PM851の方も500GB丸々データ用で利用出来るようになったので、非常に便利になりました。

 

ただ、発熱が結構酷いです。ちょっと金銭的に余裕ができた頃にファンを買おうと思っています。

((1機のファンで2つのM.2 SSDを冷やす計画してます。

 

最後に

私のメイン機はXeon E5 2690を搭載させているので、PassMarkスコアだけで換算するとRyzen 7 1700とほぼ同等のパフォーマンスがあります。(ワッパ最悪ですけど)

ですので、このような近代化改修(RAMとグラボの更新)を行って後2年は戦い抜きたいと思います….

((次は自作機にする予定。Xeonにはしないと思います。お金貯めなきゃ…..

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