『Google Pixel まだ見ぬ世界展』に参加したのでレポートしてみる。(Pixel 3の発売前体験イベント)

こんにちは。七宮さん(@Shichinomiya_s)です。

今回の記事は、Pixel 3を発売前に体験できるイベントに参加してきたお話です。

 

まず始めに書いておきますが、このイベントに参加しようかなと思ってる人はネタバレになってしまうので、読まない方が良いと思います。

家から遠くて参加出来ないけど気になると思っている人は読んでも良いと思います。

あと、記事を書き終わってから気がついたのですが、完全にPixel 3の事しか書いてない(しかも悪評が多め)ので、イベントについてみたい方は、他のサイトを見ることをお勧めします。

Google Pixel まだ見ぬ世界展について

Googleが主催する先日にの『Made by Google 2018』で発表されたPixel 3を発売前に体験することができると言ったものです。

このようなイベントを日本で開催しているので、今回は本気で日本市場に食い込もうとしているのがよくわかりますね。

 

簡単な説明で申し訳ないですが、次に進みます。

 

イベントの開催日時と場所

日時:2018年10月20日〜10月28日 11時〜20時

場所:〒107-0061 東京都港区北青山3丁目5 清水ビル (最寄駅は表参道駅)

 

 

実際に行ってみた。

私は10月24日の午前中に参加しました。

 

外観はこんな感じです。

表参道駅 A3出口の真正面(交番前)にあります。

 

ビルの外に若い男性がいたので、その人に話しかけて参加したい旨を伝えると、少し待ってと言われて、今回のGoogle Pixel 3の開発に携わった人が載っている本を貸してくれました。

待ち時間がそんなになかったので、パラパラとしか目を通せなかったのですが、色々と載っていました。今回は数名の日本人も開発に携わっていらっしゃるみたいですね。

 

お店の中に入ると、厚紙とPixel 3を早速渡されます。

Galaxy StudioでGalaxy S9を貸し出す際には、公的身分証明証が必要で規約同意書などにサインをしなくてはいけなかったのですが、Google Pixel まだ見ぬ世界展では、そう言った面倒な手続きは一切不必要でした。

 

順番に案内されるとのことなので、少しPixel 3を弄って待っていました。

Pixel 3ですが、私のメイン機であるiPhone Xと比較するとこんな感じです。

本体サイズは数値的にも下記の通り非常に似ていますが、やはりベゼルがPixelの方がありますので表示領域は少ないです。

その分、フロントスピーカーがステレオで配置されていますので、よく動画視聴をされる方には良いのではないでしょうか。

Google Pixel 3 : 145.6mm x 68.2mm

Apple iPhone X : 142.6mm x 70.9mm

 

あと、Pixel 2から気にはなっていたのですが、この部分、結構違和感がありませんかね…

私だけがそう感じてしまうのかもしれませんが、本体の角のカーブとディスプレイの角のカーブがかなり異なっているので、かなり違和感があります。

Galaxy S8 / S9も本体の角のカーブとディスプレイの角のカーブが不一位ですが、S8 / S9の方がまだカーブの形状が似ているので、そこまで違和感がありません。

ただ、Pixelに関しては、あまりも不一位すぎますので違和感が出ているのではないかと思います。

個人的に次期Pixelでは改善してほしい点の一つですね。

 

最後の一点としては、背面に関してです。

Google Pixel 3では背面に『エッチングガラス』と呼ばれる特殊加工したガラスを世界で初めてスマートフォンに搭載しました。

利点としては、アルミニウムに近いマット色と質感を保持でき、指紋が非常につきにくいというのが売りですが、結構傷がつきやすいのではないかと思いました。

 

これに関しては大手メディアの9to5Googleさんが『Google Pixel 3 isn’t noticeably more scratch prone than any other glass phone』という表題で取り上げていました。

内容としては、『こちら』を読んでいただけるとわかると思いますが、Pixel 3のエッチングガラス部に鍵をこすりつけて文字を書きます。一見、傷がついたように見えるのですが、指で拭くと傷が消えるという内容です。

ネタバレすると、鍵が研磨されて鍵のカスがPixel 3に付着してるからで、一見、傷に強そうに見えますが…

 

この通り、傷がついてしまっています…. 20日からの開催で、24日の朝一番に訪れたので、3日間裸体で使ってただけで傷が付着していますね。

指でこすっても布でこすっても取れません….iPhoneやGalaxyのガラス部よりは傷が非常につきにくいのかもしれませんが、過度な期待は禁物という事です。

傷をつけたくない人は、裸体運用はやめた方が良いと思います。

気になった点を一気に書いていきましたが、次に進んでいきます。

 

まず最初に、2Fに案内されて、デザイン面のお話をしてくれます。

まず、Pixel 3シリーズには、Pixel 3と画面サイズの大きいPixel 3 XLという2種のモデルが存在する事を教えてくれて、HTCのEdge Senceを移植したActive Edge機能の紹介をしてくれました。

Active Edge機能は端末を強く握るだけで、Google アシスタントが起動するという機能です。

Google アシスタントはSiriとは比べ物にならない程賢く、Googleが持っているビックデータをしっかりと活かせているなぁと思いました。

 

その次に、Google Pixel 3は周りのインテリアに溶け込むようなカラーバリエーションを採用し、Pixel 3のデザインを開発したのは、元ジュエリー関連のデザインを設計していた女性である事などを話してくれます。

 

個人的に、デザインの印象としてはGoogle Pixelらしく、シンプルさを追求したものだと思っています。

ただ、XLのノッチには納得はしていませんし、一般人があのデザインをどう見るかは微妙な点ですね。

 

また、遂に日本語対応した『Google レンズ』の機能も紹介してくれます。

Made by Googleイベントでも紹介されていましたが、カメラで写すだけでこれが一体何なのかを調べてくれる機能です。

壁に蝶々がたくさん貼られていたので、そちらで実験してみましたが、普通に凄いです。

他にも、自分の靴や腕に装着しているApple Watch、iPhone Xも認識してくれました。

この機能は、『このモノの名前がわからない!』と言ったときに非常に便利ですし、Googleらしい機能だなと思いました。
これらの紹介が終わったら3Fに案内されます。3Fでは主にカメラ機能に関しての紹介をしてくれます。

Pixel 3は前面にデュアルカメラを搭載していますので、広角レンズと通常レンズの2種が搭載されていて、自撮り棒なしでも最大10人程をフレーム内に収める事が出来るらしいです。

正直言って、私みたいな陰キャオタクには縁のない機能ですが、素晴らしい機能だと思いました(こなみ)

 

んで、ポートレートの使用方法も教えていただきました。写真撮影後に自由に背景をぼかせる事が可能です。

ちょっと不自然じゃないかな…と思う場面や写真撮影後に処理中の画面表示が出て「うーん」と思うこともありましたが、まあまあ良いと思います。

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ぽらりす@Polaris__x64

インカメについてですが、最大広角は1枚目、最大望遠で2枚目です。

最大広角で撮影すると自撮り棒無しでも10人がフレーム内に入れる模様です。

((実質フリ素を開示なのでアップするのを躊躇った)) 

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前面のカメラに関してはそろそろこの辺にしておいて、背面のカメラに関して書いていきたいと思います。

まず、Pixel 3で撮影した写真をご覧ください。






私はPixel(初代)やPixel 2のカメラの写りは非常に好きだったのですが、Pixel 3のカメラは『全体的に暗い』という印象を受けました。

色味などは華○技術の盛り盛りカメラとは比べられないほど自然に撮影できているのですが、暗さで全体的な総評がマイナスの方向に傾いてしまいます。

個体差の問題もあるかもしれませんが、アップデートで改善されることを楽しみにしています。

 

あ、比較画像も掲載しておきます。昨年のiPhone Xですので、あまり参考にはならないと思います。

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ぽらりす@Polaris__x64

1,3枚目→Apple iPhone X
2,4枚目→Google Pixel 3

意外と写真撮れる暇が無かったので、比較画像がこれしかないです… 

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4FではARCoreに関しての体験です。

ARCoreを駆使して色々な事ができることを紹介してくれます。試してみて、空間認知能力は非常に優れているなと感じました。

うん。それだけです。

 

30分強でバッテリーの消耗は88%で12%消耗しました。非常に処理能力が必要なARCoreを利用していたので、妥当なバッテリー消費だと感じました。

本体はARCore使用時で少し熱いかな?と思う程度でした。各メーカーのハイエンドモデルや旗艦モデルで多く搭載されているSnapdragon 845は結構発熱するとの評判でしたが、思ったより発熱してないなという印象を受けました。

Googleのチューニングが良いのかもしれませんね。

 

これで以上です。最後に1Fで端末返却する際に、厚紙に貼られたシールを見せるとQRコードが書かれた紙と飲み物をプレゼントしてくれます。Pixel 3で撮影した写真がQRコードに記載されたURLにアップされ、ダウンロードが可能になるみたいです。

飲み物に関しては、Twitter上で当日中に飲まなかったら発酵したとの報告も上がってたので、さっさと飲んだ方が良いと思います。

私はストロベリー(?)を選択しました。

 

総評

個人的には少し期待以下でしたが、良い方なのかなと思いました。私が期待しすぎたという点もあるかもしれません。

スペック的にみても少し高めの値段設定だと思いますが、Google Pixelを求めている客層からすると、最速のアップデートと完全なAOSPを求めている人が多いと思いますので妥当だと思っています。少なくとも私は今年中に購入すると思います。

ただ、これが万人受けするかと聞かれるとかなり微妙です。某キャリアショップの店員さんも仰っていましたが、敢えてiPhoneやGalaxy、Xperiaという選択肢を捨ててPixel 3を持つ利点というのが少なすぎると点もあります。カメラを最大限に売りにしているようですが、それらのメーカーもかなり力を入れていますので、目玉の特徴になるとは言い切れませんしね…

少なくとも日本では非常に苦戦するのではないかなと個人的に推測します。

ただ、日本のスマートフォン市場がかなり特殊化し、Androidに関しては選択肢が非常に鯖められた状態の中で、Googleが日本市場に再参入してくれたことに関しては、非常に良い流れだと思います。

これでアプリ開発者さんも一安心ですし、最新版をいち早く使いたい私みたいなオタクも非常に嬉しいです。

また、Androidも年々良い方向に進んでいるのも事実であり、バグの少なさや、OS設計に関してはiOSよりも考えられて作られていると思います。

 

悪評ばかりの記載となってしまい申し訳無いですが、Pixel 3 XLの流出個体をYouTubeで超最速レビューしていた方が扱き下ろしていたのも少しわかる気がします….

ただ、勘違いしてして欲しく無い点として、短所もあるけれども『非常に良い機種』であることは確かです。

ただ、購入される方は、今回の記事で書いたようなことも頭に入れてから購入されることをお勧めします….

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