こんにちは。七宮さん(@Shichinomiya_s)です。
今回の記事ですが、先日に単体販売が始まったiPad Pro (2018)に付属している18W USB-C電源アダプタを買ってみたという記事です。
18WでiPad Pro (2018)を充電するのが本来の使用用途なのですが、『iPhone急速充電できるのか』と『MacBook (12-inch)を充電できるのか』を人柱検証してみました。
12月5日に突如Apple Store上に現れたので、思わずすぐにポチりました。
パッケージングはこんな感じです。
背面の使用図がiPhoneなのが非常に気になります。iPhoneで急速充電を利用する場合にはこれを使ってくれとのことなんですかね….??
未だにiPhoneは『Apple 5W USB電源アダプタ』というゴミを付属させているので、いい加減にiPadに付属している10Wや今回iPad Proに付属した18Wが付属して欲しいと願うばかりです….
(XSシリーズには10Wか12Wを付属してあげようよと….)
5W,18W,10W(12W),29W(30W)でサイズを比較するとこんな感じです。
外観ばかり紹介していても読んでいる方には何も面白くないと思いますので、さっさと検証の結果を書いていきたいと思います。
検証その1
iPhoneは18W充電アダプタを使うと30分で50%充電することができるのか
まず、検証機器は私のiPhone Xです。(バッテリーの最大容量は87%)
ケーブルも勿論、純正のケーブルを使用します。
結果としては、30分で44%でした。
Appleが定義する急速充電の条件である『30分で50%充電』にはなりませんでした。
12W USB充電アダプタよりも充電が高速ですが、なんか微妙ですね…..
検証その2
MacBook (12-inch)は充電することができるのか
MacBook (12-inch)には29W (30W)のUSB-C電源アダプタが付属しています。
地味に重くて大きいので、持ち出すのを躊躇う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は出来るだけ鞄の中身を減らしたい派ですので普段は家に置いていき、とりあえず充電できる12W USB電源アダプタとMi 6を買った時に付属したType Cケーブルを持ち歩いています。
先ほどの文で『とりあえず』と記載しましたが、MacBookに負荷がかからない軽作業ならすごーくゆっくり充電されるのですが、少し重い作業をしてしまうと充電しているのに減ってしまうことが多々あります。
12Wだと足りるか足りないかの境界線程度ですので、18Wあれば足りるのではないかと考えました。
ってことで検証しようとMacBook (12-inch)に挿し込んだのですが、
ん?
え…?
おい!!!!
なんで12Wとしか認識しないんだよ!!!!!!!!
恐らく、MacBookが9V 2A=18WのUSB PD規格に対応していないんでしょうね….
MacBookの充電規格がそもそも対応していないのか、MacBookの充電用として18Wの充電アダプタを購入しても性能が活かせずに無駄になるという結果でした。
てか、よくよく見たら互換性リストにMacBookが乗ってないんですよね…
まとめ(2018年12月18日編集)
iPhoneは通常より早く充電はできるものの、Appleの定義する急速充電には至らない点や、持ち運び向けのMacBook (12-inch)には利用できないので18Wの充電器はちょっと中途半端な立ち位置なイメージです。
ただ、MacBook Pro (2018)では使用できるので、もしかするとMacBook Air (2018)にも利用できるかもしれません。こうなると存在価値は出てくるのではないでしょうか。
MacBook (12-inch)ユーザーの私にはわざわざお金を出して購入するべきものではないと言う結果に至りました。
どちらにせよ、18WのUSB-C充電アダプタを購入しようかなと思っている方にこの内容の記事の事を理解してから購入されることを祈ります….
それでは今回はこの辺で失礼します。