Claude Codeでファイル整理を自動化!散らかったフォルダを一瞬で整頓
こんにちは、七宮さん(@shichinomiya_s)です。
これまで天気予報アプリまで作ってきましたが、今回は「ファイル整理の自動化」に挑戦します。ダウンロードフォルダに溜まった大量のファイルを、種類ごとに自動で分類してくれるツールを作ってみました。
今回作るもの:ファイル自動整理ツール
主な機能
- 拡張子別の自動分類:画像、動画、文書など種類ごとにフォルダ分け
- 日付別の整理:作成日や更新日でフォルダを作成
- 重複ファイルの検出:同じファイルを見つけて削除
- ファイル名の一括リネーム:連番や日付を付けて整理
- 定期実行:スケジュール設定で自動整理

Claude Codeとの対話
「ダウンロードフォルダのファイルを自動で整理したい。拡張子ごとにフォルダ分けして欲しい」とClaude Codeにお願いしました。
Claude Codeは、Pythonのpathlibとshutilを使った実装を提案してくれました:
- ファイルの拡張子を取得
- 対応するフォルダを作成
- ファイルを移動(または コピー)
- 処理結果のレポート表示
実装の流れ
1. 整理対象フォルダの選択
整理したいフォルダを指定します。

2. 自動分類の実行
拡張子を解析して、ファイルを適切なフォルダに移動します。

分類されるカテゴリ:
- 画像ファイル (.jpg, .png, .gif など)
- 動画ファイル (.mp4, .avi, .mov など)
- 文書ファイル (.pdf, .docx, .txt など)
- 音楽ファイル (.mp3, .wav, .flac など)
- 圧縮ファイル (.zip, .rar, .7z など)
- その他
3. 処理結果の表示
整理されたファイル数と、各カテゴリの内訳を表示します。

4. 重複ファイルの検出
ファイルのハッシュ値を計算して、同じ内容のファイルを検出します。

自動化の便利さを実感
手作業との比較
100個以上のファイルを手動で整理すると30分以上かかりますが、このツールなら数秒で完了します。
カスタマイズも簡単
Claude Codeと対話しながら、自分好みの分類ルールを追加できます:
- 特定のキーワードを含むファイル名で分類
- ファイルサイズで分類
- 作成者で分類
使ってみた感想
良かったところ
- 時間の大幅な節約:整理作業がほぼ0秒に
- ミスがない:手動だと間違えることもあるが、自動化で確実に
- 定期実行で常に整理:溜まる前に自動で片付く
- 重複ファイルの削減:ストレージの節約
改善したいところ
- 機械学習でファイル内容を認識
- クラウドストレージとの連携
- GUIでの操作
- アンドゥ機能
まとめ
Claude Codeを使って、ファイル整理の自動化ツールを作ることができました。
日常的に繰り返す作業を自動化することで、時間を大幅に節約できます。プログラミング初心者でも、Claude Codeと対話しながら進めることで、実用的な自動化ツールが作れることがわかりました。
次回は、さらに進んだ自動化に挑戦していきたいと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

