Claude Codeでメール自動送信!定型業務を完全自動化
こんにちは、七宮さん(@shichinomiya_s)です。
これまでPDFレポート生成まで作ってきましたが、今回は「メール送信の自動化」に挑戦します。定期的に送るメールや、条件に応じて自動送信するシステムを作ってみました。
今回作るもの:メール自動送信ツール
主な機能
- テンプレート機能:よく使うメールのテンプレート保存
- 差し込み送信:Excelから宛先と内容を読み込んで一括送信
- 添付ファイル対応:PDFやExcelを自動で添付
- スケジュール送信:指定日時に自動送信
- 送信履歴管理:いつ誰に何を送ったか記録

Claude Codeとの対話
「定期的に送る報告メールを自動化したい。Excelのリストから一括送信できるようにして欲しい」とClaude Codeにお願いしました。
Claude Codeは、smtplibとemailライブラリを使った実装を提案してくれました:
- Gmail/OutlookのSMTP設定
- テンプレートエンジンでメール本文を生成
- pandasでExcelから宛先データを読み込み
- 添付ファイルのエンコード
実装の流れ
1. メール設定
送信元のメールアカウントとSMTP設定を行います。

2. テンプレート作成
メールのテンプレートを作成します。変数を使って宛名などを差し込めます。

3. 宛先リストの読み込み
Excelファイルから送信先のリストを読み込みます。

4. 一括送信の実行
確認画面で内容をチェックしてから、一括送信を実行します。

メール業務の効率化
大幅な時短効果
100人に個別のメールを送る場合:
- 手作業:2-3時間
- 自動化:数分
ミスの削減
- 宛名間違いがない:データから自動挿入
- 添付ファイル忘れがない:自動で添付
- 送信漏れがない:リスト通りに確実に送信
実用的な活用例
- 月次レポートの自動送信
- お客様への請求書送付
- イベント案内の一斉送信
- リマインダーメールの自動送信
使ってみた感想
良かったところ
- 圧倒的な効率化:定型業務がほぼ自動に
- 確実性の向上:人的ミスがなくなる
- 柔軟なカスタマイズ:条件分岐や複雑なロジックも可能
- 送信履歴が残る:トラブル時の確認が簡単
改善したいところ
- HTMLメールのより高度なデザイン
- 開封確認機能
- 返信の自動処理
- Webインターフェースでの操作
まとめ
Claude Codeを使って、メール送信の自動化ツールを作ることができました。
定型的なメール業務を自動化することで、本来注力すべき業務に時間を使えるようになります。特に、差し込み送信機能は多くのビジネスシーンで活用できる実用的な機能です。
次回は、これまで学んだことを全て活かした総合的なアプリケーション作りに挑戦します。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

