Claude Codeで価格監視ツールを作ってみた
こんにちは、七宮さん(@shichinomiya_s)です。
これまで数当てゲームやTodoリスト、家計簿アプリを作ってきましたが、今回はさらに実用的な「価格監視ツール」を作ってみます。
欲しい商品があるけど、今は高い…そんな時、価格が下がったら自動で教えてくれるツールがあると便利ですよね。Claude Codeと対話しながら、そんなツールを作ってみました。
今回作るもの:価格監視ツール
主な機能
- 商品URL登録:監視したい商品のURLと目標価格を登録
- 自動価格チェック:定期的に価格を取得して記録
- 価格変動通知:目標価格以下になったら通知
- 価格履歴表示:価格の推移をグラフで確認
- 複数サイト対応:Amazon、楽天など主要ECサイトに対応

Claude Codeとの対話
まずClaude Codeに「欲しい商品の価格を監視して、安くなったら教えてくれるツールを作って」とお願いしました。
Claude Codeは以下の機能を提案してくれました:
- 商品URLから価格情報を取得
- 価格履歴をJSONファイルに保存
- 目標価格との比較
- 価格推移のグラフ表示
実装の流れ
1. 商品の登録
監視したい商品のURLと目標価格を登録します。

2. 価格の自動取得
Claude CodeはrequestsとBeautifulSoupを使って、商品ページから価格情報を取得するコードを書いてくれました。
主要なECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング)それぞれの価格表示パターンに対応しています。

3. 価格履歴の管理
取得した価格は日時とともにJSONファイルに保存されます。これにより、価格の推移を追跡できます。
4. 通知機能
価格が目標値以下になったら、コンソールに通知を表示します。将来的にはメール通知やLINE通知にも対応できそうです。

価格推移のグラフ表示
matplotlibを使って、価格の推移をグラフで確認できます。

横軸が日付、縦軸が価格で、価格の変動が一目でわかります。目標価格も破線で表示されるので、あとどれくらい下がれば買い時かが分かりやすいです。
使ってみた感想
便利なところ
- 自動で価格チェック:毎日手動で確認する手間が省ける
- 買い時を逃さない:目標価格になったらすぐ通知
- 複数商品を一括管理:欲しいものリストをまとめて監視
- 価格履歴が見える:セールの傾向が分かる
改善したいところ
- 通知方法を増やしたい(メール、LINE等)
- 定期実行の自動化(cronやタスクスケジューラ)
- より多くのサイトに対応
- 価格以外の情報(在庫状況など)も取得
まとめ
Claude Codeを使って、実用的な価格監視ツールを作ることができました。
Webスクレイピングは少し難しそうに感じますが、Claude Codeと対話しながら進めることで、初心者でも実装できました。サイトごとのHTML構造の違いにも、Claude Codeが適切に対応してくれます。
次回は、このツールをさらに進化させて、定期実行の自動化やメール通知機能を追加してみたいと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!

